勇者のくせになまいきだ。

平和な国に現れた魔王は、世界を征服し人々を恐怖の底へ落とす。
しかし、弱き人々を助ける為、世界に平和をもたらす為に、魔王と戦う勇者が現れた。
勇者は世界に平和を取り戻す為、魔王を倒す旅に出る・・・
と言うのが、ファンタジーゲームの基本であり王道でありセオリーである。
だがしかし、魔王だって頑張ってるんだ!
ぐぬぬ・・・勇者なんかに、勇者如きに、勇者に、勇者の・・・
勇者のくせになまいきだ!!
そんな一言が出てしまうのがこのゲーム。
久々のPSPですよ。
さて、どう言った内容かと言うと・・・
プレイヤーは魔王が召喚した破壊神となって、勇者と戦う・・・
訳ではなく、魔王の地下ダンジョンを作り、勇者を倒すのが目的。
昔懐かしのドット絵で表現されるダンジョン製作アドベンチャーである。
PSPでありながら全てがドット絵であり、このドット絵を見るだけでも価値はあると思うが、このゲームの面白さはシンプルでシビアな所にある。
まず、プレイヤーに出来る事は穴を掘る。
ただそれだけ。
普通なら穴を掘って道を作って、罠や魔物など配置するのだが、そう言った事は全く無い。
ちなみに、掘れる穴は掘った後の隣からとなる。
何所からでも自由にとはなっていない。
では魔物はどうなるか?
穴を掘ってダンジョンを作るのが、養分を含んだ土から魔物を誕生させる事が出来る。
そして、その魔物をダンジョンに放置するのだが、それだけでは勇者に勝てはしない。
魔物と言えど生物である事は確か。
生物と言えば弱肉強食の掟がある。
すなわち、食物連鎖により強い魔物を育てて行くのだ。
養分を含んだ土からスライム状の魔物が生まれ、その魔物が別の土に養分を集め、その土から虫状の魔物が誕生し、スライム状の魔物を捕食する。
しかし、別の魔物を誕生させるにはスライム状の魔物の存在が必要不可欠。
養分を一箇所に集める事により、集めた養分の分だけ強い魔物が生まれる。
ただし、その生態を維持する為に、餌となる魔物が必要である。
スライムだけでは駄目、強い奴だけでも駄目。
全ては掘り方一つに関わって来る。
余分な作業が無い分、じっくりと考えられるが、そう甘くは無いのがこのゲーム。
トレーニングモードとストーリーモードがあり、トレーニングではゲームの操作や仕組みについて教わり、様々なお題にチャレンジしていく。
ストーリーでは、全8ステージをクリアしていくのだが、8ステージを全てクリアするか、ゲームオーバーになるまでセーブが一切出来ないので注意。
ステージクリア型だが、前のステージで製作されたダンジョンはそのまま継続される。
その為、後の事を考えてダンジョンを作らなければならない。
ステージの流れは、タイトルデモ→準備時間→本番→次のステージへ、となっている。
準備時間内にダンジョンを作り、本番でさらに拡張する。
しかし、ダンジョンの製作には掘パワーが必要で、1ステージ500パワーで始まる。
次のステージで回復出来るが、準備時間を早めに終わらせる事で、ボーナスで次の回の掘りパワーが増える事がある。
さて、ゲームの勝利条件ですが、ダンジョンに来る勇者を倒せばクリア
ですが、ダンジョン内から魔王が連れ去られればゲームオーバーです。
魔王は一切のアクションは行いませんが、本番の時だけ動かす事が出来ます。
つまり、準備時間でダンジョンや魔物を作りながら、魔王の配置場所まで考えなければなりません。
操作は掘るだけですが、その一操作にダンジョン、魔物、魔王の三つが関わって来ます。
さらに中断セーブ無しの一発勝負。
このシビアさが良い感じですw
ちょっと妙なゲームですが、やり易く難しいです。
私はステージ3以降が進められませんorz
ぐぬぬ、勇者のくせになまいきな。

ゲーム

Posted by R